スイス国立サウンドアーカイブがスイス国立図書館と統合
2016年1月1日、スイスに関連する音声資料を収集・保存・整理し、一般の利用に供しているスイス国立サウンドアーカイブが、スイス国立図書館と統合し、その一部門となりました。スイス国立図書館が、冊子体および電子媒体の文献のために担当する情報管理業務を、スイス国立サウンドアーカイブは音声の分野で担当することとなるとのことです。スイス国立サウンドアーカイブは、1984年に協会として設立され、1987年に民間...
View ArticleOCLC Research、公共図書館の価値を訴える国民運動“Geek the library”の活動成果報告書を公開
OCLC Researchが、OCLCのサポートにより2009年から2015年にかけて行われた、公共図書館の価値を訴えて地域社会からの支援を得るための国民運動“Geek the library”における学びや成果を要約した報告書“Local Action and National Impact: A Summary of Project Outcomes and Learning from Geek...
View Article人文学における研究評価に関する図書(文献紹介)
人文学における研究評価に関する論考を集めた図書”Research Assessment in the Humanities”がオープンアクセスで刊行されています。編者はスイス・ローザンヌ大学の Michael Ochsner氏、チューリッヒ大学のSven E. Hug氏、同じくチューリッヒ大学のHans-Dieter Daniel氏です。同書はスイス大学会議(Swiss University...
View Articleスイス科学財団、同機関のオープンアクセス方針の履行状況に関するモニタリングレポートを公開
2016年5月10日、スイス科学財団(SNSF)が、2013年10月から2015年8月までの期間における同機関が制定したオープンアクセス方針の履行状況に関するモニタリングレポートを公開しています。同報告書では、SNSFのOA促進のための活動について列挙し評価しているだけでなく、SNSFのガイドラインの研究者の遵守状況についても評価しています。同報告書によると、SNSFの助成を得て発表された刊行物の4...
View Articleスイス科学財団、学術出版をオープンアクセスに転換する方法を比較調査した報告書を公開
2016年11月18日、スイス科学財団(SNSF)は、SNSFとスイスの大学団体であるswissuniversitiesの科学情報プログラムSUC...
View Articleスイス高等教育機関長会議、オープンアクセスに関する国家戦略を採択
2017年2月1日、スイス高等教育機関長会議(Rectors' Conference of Swiss Higher Education...
View Articleスイス科学財団、2017年10月以降の助成申請に際し、データ管理計画の提出を申請要件に
2017年3月6日、スイス科学財団(SNSF)が、同財団への助成申請をする研究者は、2017年10月以降、データ管理計画(DMP)を提供する必要があると発表しています。SNSFでは全ての科学分野で適用可能なDMPのガイドラインを完成させており、2017年春には財団のウェブサイトで公開される予定とのことです。Open Research Data: data management plans will...
View ArticleIFLA Journal、2017年3月号が刊行:研究データサービス(RDS)を特集
国際図書館連盟(IFLA)が刊行する“IFLA Journal”の43巻1号(2017年3月)が公開されました。研究データサービス(Research Data Services:RDS)を特集しています。Out Now: March 2017 issue of IFLA Journal(IFLA,2017/3/16)https://www.ifla.org/node/11277IFLA...
View Articleスイス国立図書館による州立図書館と連携したウェブアーカイブ事業“Web Archive Switzerland”(文献紹介)
2017年8月19日から8月25日までポーランドのヴロツワフで開催される第83回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、スイス国立図書館のバーバラ(SIGNORI, Barbara)氏による“Preserving cultural heritage: Better...
View Articleスイス科学財団、2018年4月から単行書のオープンアクセス化費用BPCも助成の対象にすることを発表 10月からは図書の一部の章に範囲を拡大
2017年12月13日、スイス科学財団(SNSF)は同機関の助成を受けた研究の成果に関するオープンアクセス(OA)方針の一部を改訂し、新たに単行書のオープンアクセス化にかかる費用BPC(Book Processing...
View Articleスイス科学財団(SNSF)、オープンアクセス出版のための手続きの簡素化や対象の拡大を発表
スイス科学財団(SNSF)が、2018年4月1日からの論文や単行書のオープンアクセス(OA)出版のための手続きの簡素化や対象の拡大を発表しています。APCs(論文処理加工料)のための助成の拡大、オンラインを通じたAPC助成のための申請の簡素化のほか、プロジェクト終了後の遡っての申請も認められ、助成額の上限も撤廃されます。また、単行書のOA出版のための費用BPCs(Book Processing...
View ArticleREADプロジェクト、デジタル化ツールを試用するイベント「スキャナソン」を3か国で同時開催
古文書のアクセス向上を目指すREAD(Recognition and Enrichment of Archival...
View Article図書館流通センター(TRC)、スイスのビブリオテカ社との提携により電子図書館サービスの洋書タイトル拡充へ
2018年10月24日、株式会社図書館流通センター(TRC)は、電子図書館サービスを提供するスイスのビブリオテカ社と提携し、同社が保有する洋書の電子書籍を国内の公共図書館、学校図書館に提供することに基本合意したと発表しています。同社の電子図書館サービス「LibrariE &...
View ArticleDigital Science社、2000年以降のオープンアクセス(OA)の動向を分析した報告書を公開
2019年1月24日、Digital Science社が、2000年以降のオープンアクセス(OA)の動向を分析してまとめた報告書“The Ascent of Open...
View ArticleE2110 - IFLA,集中管理団体(CMO)報告書でEU著作権指令案に言及する
2018年10月,国際図書館連盟(IFLA)は,集中管理団体(Collective Management Organisations:CMO)による図書館等へのライセンス利用に関する報告書“Why Europe Needs a Fall-Back Exception for Out of Commerce Works: IFLA Study on the Availability of...
View Article【イベント】写真史料をめぐる国際研究集会「在外写真史料の研究と歴史学」(6/27・東京)
2019年6月27日、東京都文京区の東京大学史料編纂所において、同所の古写真研究プロジェクト主催による、写真史料をめぐる国際研究集会「在外写真史料の研究と歴史学」が開催されます。同所が進めている、国内外の写真史料(古写真)を対象とした調査・研究に係わって、在外日本関係写真史料の調査・研究成果を発表するとともに、来日中の写真史研究者ルーク・ガートラン氏による講演が行われます。参加費は無料ですが、事前の...
View Articleイスラエル国立図書館、カフカの手稿類の入手を発表:デジタル化して公開予定
2019年8月7日、イスラエル国立図書館は、ユダヤ人作家フランツ・カフカの手稿類を新たに入手したことを発表しました。このたび入手された資料は、カフカの親友で彼の死後にその遺稿を出版したマックス・ブロート氏の資産の一部であり、スイスの保管庫に保存されていたものです。カフカの作品『田舎の婚礼準備』の3種類の草稿や、カフカがヘブライ語の学習に使用したノート、ブロート氏ほかの友人との間の書簡、スケッチ、旅行...
View Articleスイス視聴覚遺産保存協会Memoriav、フィルムとビデオのデジタルアーカイビングに関するガイドのバージョン1.2を公開
2019年11月7日、スイス視聴覚遺産保存協会Memoriavは、フィルムとビデオのデジタルアーカイビングに関するガイド“Memoriav Recommendations Digital Archiving of Film and Video:Principles and...
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