OCLC Researchが、OCLCのサポートにより2009年から2015年にかけて行われた、公共図書館の価値を訴えて地域社会からの支援を得るための国民運動“Geek the library”における学びや成果を要約した報告書“Local Action and National Impact: A Summary of Project Outcomes and Learning from Geek the Library”を公開しました。
活動の成果として、図書館職員の能力向上や図書館アドボカシーの改善、地域社会によって支えられる図書館やその予算であるとの認識の向上があげられているほか、変革の意思がある館長や職員がいる図書館は、図書館の自己認識と地域社会からのイメージを新たにさせるという点で、より強力な成果を実現することが多かったことなどが指摘されています。
また、スイスにおいても、2015年4月から、“Geek the library”に似た活動として“BiblioFreak”と呼ばれるものが始まったとのことです。
Local Action and National Impact: A Summary of Project Outcomes and Learning from Geek the Library(OCLC Research)